3期校外学習⑤ 性教育講座

校外学習の最終日は、講師は助産師の森伴子先生をお招きして、性に関するお話を聞かせていただきました。今回は、コロナウィルス対策のため密を避け、各教室でオンラインでの受講となりました。

子どもたちが成長していくうえで、一番知ってほしい「性」。

なぜか「性と聞くと少し話してはいけないような恥ずかしいことだと勘違いしてしまう人も少なくありませんが、生きていくうえで必要であり大切なことです。

・男性女性の性に対する考え方の違い

・自分を大切にするために

・相手を思いやる性行為

素敵な恋愛をするために・・・と始まったお話にみんな非常に興味を持って聞いていました。

男性が考える「性」と女性が考える「性」の違いを知り、どうすれば自分と相手を大切にしながら良いお付き合いをすることができるのかを一人ひとりが考えていかなければなりません。

SNSの使い方や妊娠、出産、避妊の具体例など分かりやすく学ぶことができました。

先生のお話を聞かせていただき「自分の気持ちに気づき、自分の気持ちを表現する」と同じように「相手の気持ちを聞き、相手の気持ちを受け入れる」ことの大切さを改めて感じました。

生徒の感想より

「こういった話は苦手ですが、男性としていつか幸せなお付き合いができるような良いアドバイスを聞くことができました。女性に優しくしたいと思います。」

「性の字は「こころ」と「いきる」でできているという考え方がいいなと思いました。」

「相手の事を考えて、行動やコミュニケーションの取れる人間になりたい、人として恥ずかしくないことができるようになりたいと感じました。」

「責任を引き受けるのは面倒くさいので避妊を絶対にするべきだと思いました。」

「性の身体の部分ではなく、それ以前の恋愛関係におけるコミュニケーションの大切さが身をもって感じられました。」

「子供を作ってよい人間という話の中で、人権や相手を敬愛することができる人でなければ子どもをつくってはいけないのではないかと思うという先生の言葉にとても心打たれました。」

生徒たちにとってこれから生きていく上で大切なことを考えるきっかけになったように思います。

森伴子先生、本当にありがとうございました。

かめちゃん先生