【校外学習】伸洋土木現場見学&重機・ドローン操縦体験

仕事を知る!− 改修工事と河川維持管理 −

 

「世の中の仕事を知る」、そして「近い将来、社会の一員として働く」ということを実感し、「自分自身の将来像を具体的にイメージできるようになる」ことを目的とした校外学習を行いました!

今回ご協力いただいたのは、伸洋土木株式会社さん。ひなた宮崎総合運動公園自転車競技場改修工事と、大淀川右岸河川維持管理工事の現場を見学させていただきました。

 

自転車競技場改修工事現場を見学!

 

生徒のみんなは、工事現場の中に入ることが初めてだったようで、工事現場の広さと、迫力ある重機を間近で見てとても驚いた様子でした!

また、近年の土木業では大幅なICT化が進んでおり、作業の進み具合や重機の操縦など、全てコンピューターで管理されているとのことで、生徒たちの中での土木業のイメージが大きく変わったようでした!

「重機の操縦がコンピューターで管理されているから、土を削る作業では、誰が操縦しても誤差は数センチ程度なんだよ!」

社員の方の説明を聞いて、生徒たちは驚きを隠せない様子。「自分にもできるかも?」と口々に反応していました!

 

重機・ドローン操縦体験!

 

実際に重機やドローンを操縦できるということで、生徒たちも期待値MAX!

 

生徒たちが驚いたのが、重機内に冷房が設置されていたこと!とても快適に操縦できたみたいです!

 

 

市販のドローンを操縦したことがあるという1人の生徒が、「自分が操縦したドローンとは比べ物にならないくらい安定感があって、操作しやすい!」と言っており、それを聞いた社員の方が「土木現場用に作られた特注品だからね〜!」とおっしゃっていました。1台あたりの価格を教えてくださり、生徒たちは顔を見合わせ驚きを隠せない様子でした!

 

大淀川河川維持管理工事現場を見学!

 

場所を移動して、次に見学したのは大淀川の右岸河川維持管理工事の現場でした。今回は、伸び切った雑草を綺麗に刈り取る作業を見学させていただきました!

やはりここでもコンピューターに管理された様々な重機の存在が、作業を大幅に効率化してくれていることを知り、コンピューターや情報が、分野に関係なく社会に必要なものであることを実感しました。

 

 

草刈り用重機体験!

 

実際に草刈り用の重機に乗り込み、草刈り作業を体験させていただきました!

 

斜面で作業することが多いため、重機が傾いても足元は並行に保たれるようになっています。生徒曰く「何か不思議な感じ!」だそうです!

 

生徒の感想

 

◎今回見学させていただいて、こういう仕事があるのかと勉強させてもらいました。これからの自分の将来の選択肢として、貴重な経験だったと思います。

◎どのような活動を行っているかを知ることができて参考になりました。

◎ドローンやショベルカーなど、普段体験できないことが体験できて楽しかったです!

◎女性でも働ける環境であることを知れて良かったです。これまでの土木業のイメージが大きく変わりました!

 

 

伸洋土木株式会社さんの工事現場を見学させていただいて、普段なかなか経験できない分野であっただけに、生徒たちの反応も新鮮で、驚きと発見の連続でした!

1番の驚きは、ICT化が大幅に進んでいたことで、これまでの「力仕事」というイメージから「コンピューターを活用した効率的な仕事」というイメージに変化したようでした。

また、女性も安心して働ける職場環境であることも知ることができ、女子生徒にとって、進路選択の幅が広がった貴重な体験だったようです。

私は進路指導の中で生徒たちに、「職業を知らないまま選択しないことと、職業を知った上で選択しないことは大きく違う」という話をします。

最終的にどんな職業を選ぶのかは本人ですが、世の中の職業を知ることで、その選択肢は大きく変わってきます。自分の将来について考えるとき、一番大切なことは「知ること」なのです。

生徒のみなさんには、これからも職業に限らず、様々なことに積極的に経験を積んでほしいと思います。

そして、自分自身の可能性をぐんぐん広げて、「1番なりたいもの」を見つけてくださいね!

★By めがね先生★